リオ五輪、イランに2個目の金メダル、重量挙げ94キロ級(動画)
リオデジャネイロオリンピックで、重量挙げの94キロ級男子に出場したソフラーブ・モラーディ選手が金メダルを獲得し、イランの金メダルは2個となりました。
現地時間13日土曜夜、重量挙げの94キロ級が行われ、イランからは、ソフラーブ・モラーディ選手とアリー・ハーシェミー選手が出場しました。
この試合で、モラーディ選手は、スナッチ182キロ、ジャーク221キロを挙げ、合計403キロで金メダルを獲得しました。
ハーシェミー選手は7位でした。
また、世界選手権の金メダリスト、ベラルーシのヴァジム・ストラルツォウ選手は395キロで銀メダル、銅メダルは、392キロを挙げたリトアニアのディズバリス選手でした。
12日金曜夜には、85キロ級に出場したキヤーヌーシュ・ロスタミー選手が、合計396キロを挙げ、世界記録とオリンピック記録を更新すると共に、金メダルを獲得していました。
モラーディ選手の金メダルにより、イランはメダルランキングで21位となっています。
この後出場する、105キロ級のモハンマドレザー・バラーリー選手、105キロ超級のディフェンディングチャンピオン、ベフダード・サリーミー選手も、メダルの獲得が期待されています。
また同日、男子バレーボールも4戦目でエジプトと対戦し、3対0で勝利しました。
これにより、イランは最終戦を残して準々決勝進出を決めています。
イランの男子バレーボールは、15日月曜のグループ予選最終戦で、ロンドンオリンピックの王者、ロシアと対戦します。
この他、陸上100メートルに出場したタフティヤーン選手は、予選で3位となり、準決勝に進出しました。
イランの選手がオリンピックの陸上競技で予選を突破するのは、これが初めてとなります。
リオデジャネイロオリンピックは、8月5日から21日まで、世界206カ国から1万人以上の選手が28種目に参加して開催されています。
イランからは、ボクシング、卓球、射撃、アーチェリー、ボート、重量挙げ、陸上、テコンドー、柔道、フェンシング、男子バレーボール、レスリング、水泳、自転車の14種目に64人の選手が出場しています。