イラン司法府長官、「モナーフェギンは世界最大のテロ組織」
8月 15, 2016 19:37 Asia/Tokyo
イラン司法府のアーモリーラーリージャーニー長官が、「イランの反体制派テロ組織モナーフェギンは世界の大きなテロ組織のひとつであり、当時のISISのような存在だった」と語りました。
IRIB通信によりますと、アーモリーラーリージャーニー長官は15日月曜、司法関係者との会談で、モナーフェギンは革命当初から長年にわたり、最悪の形で暴力や犯罪を行い、この中で要人を含む1万7千人の敬虔な人々に対するテロを行ってきたとしました。
アーモリーラーリージャーニー長官はまた、「一部の西側諸国とアメリカは常にモナーフェギンを支援してきた」と述べました。
モナーフェギンはイラン・イラク戦争時代、イラクに本拠地をおき、同国のバース党政権とともにイランやイラクの人々に対する多くの犯罪に手を染めてきました。
モナーフェギンは一時期、アメリカやEUから国際的なテロ組織とされていましたが、アメリカの干渉により、テロ組織のリストから除外されました。
モナーフェギンは誘拐や人身売買、ハイジャックや資金洗浄、武器による強盗、麻薬の密輸や虐殺などの犯罪を行っており、自身もそれを認めています。