イラン経済財政大臣が、外国銀行はイランに協力しないことを批判
10月 09, 2016 17:05 Asia/Tokyo
イランのタイエブニヤー経済財政大臣が、世界の大手銀行とイランの金融システムとの協力における西側の取り決めの履行の怠慢を批判しました。
タイエブニヤー大臣はアメリカ・ワシントンでイタリアのパドアン経済財務大臣と会談し、イランと西側の関係の回復は双方の利益となるとし、「混乱している中東地域の安定や治安の強化は、イランが中心的な役割を果たせなければ可能ではない」と述べました。
タイエブニヤー大臣はまた、「現在、制裁が解除された時期であり、全ての関係国が集団としての意志を核合意の実施に集中させるべきであり、相手国は、取り決めの履行に必要な速やかさがない」と語りました。
一方のパドアン大臣もこの会談において、イランとイタリアの協力拡大の流れに満足の意を示し、「イタリアは、イランとの関係改善において取り決めを守っている」としました。
タイエブニヤー大臣は、世界銀行とIMF・国際通貨基金による会議に参加するため、アメリカを訪問しました。
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