イランと日本が、天然資源分野で協力
11月 01, 2016 19:36 Asia/Tokyo
イランと日本が、天然資源分野において協力する意向です。
IRIB通信によりますと、イラン南西部コフキールーイェ・ブーイェルアフマド州天然資源局のラヒーミヤーン総局長は1日火曜、JICA国際協力機構の専門家、加藤和久(かとう・かずひさ)氏が最近、この州の水源保全・流域管理プロジェクトを視察したことに触れ、「この州の共同計画の実施へのJICAの参加が検討された」と語っています。
一方、JICAの加藤氏も、コフキールーイェ・ブーイェルアフマド州の天然資源局の当局者との共同会合で、森林や牧草地に関する国際的なプロジェクトについて説明するとともに、イラン南西部のこの州でこのプロジェクトが実施される可能性があるとし、「このプロジェクトの実施目的は、共同措置による水源など天然資源の開発の包括的な管理の強化である」と述べました。
コフキールーイェ・ブーイェルアフマド州には、172万ヘクタール以上の森林や牧草地が存在しています。
JICAは、2000年から2003年までの期間に、イラン南部カールーン川流域の管理開発計画を実施しました。
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