11月 13, 2016 19:00 Asia/Tokyo
  • 国連シリア特使、シリア問題の解決に向けたイランとの協力を要請

国連のデミストゥラ・シリア特使が、シリアが危機を脱する計画において、イランとの協力を求めました。

デミストゥラ特使は12日土曜、イラン外務省のジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当次官とテヘランで会談し、最近のシリアの政治情勢と戦況、アレッポの状況について話し合いました。

デミストゥラ特使はアレッポの状況に触れ、この都市の人道問題の解決を急ぐために、すべての影響力ある勢力の注目が必要だとしました。

一方、ジャーベリーアンサーリー次官は、この会談で真剣なテロ対策が重要であり、シリア危機に政治、人道、戦況における3つの方向からアプローチすることが必須だと強調しました。

また、アレッポの状況の解決法はすべて、シリアの主権、アレッポ東部からの武装勢力の速やかな撤退、テロ組織のシリアの人々を人質に取る政策の終結、これらに注目することが必要だとしました。

さらに、シリアの主権と領土の統一の維持は大変重要で、シリア問題の解決に向けたすべてのアプローチは、これらの基本的で重要な原則を侵害すべきではないと強調しました。

デミストゥラ特使は、記者団に対して、「ヌスラ戦線はアレッポ東部から撤退すべきだ」と語りました。

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