イランで放射性医薬品の契約が締結

イラン原子力庁のサーレヒー長官が、イランで、7000万ユーロの放射性医薬品生産の契約が締結されたことを明らかにしました。

イルナー通信によりますと、サーレヒー長官は19日土曜、イラン南部ブーシェフルで記者団に対し、「外国の複数の企業と7000万ユーロの放射性医薬品の生産契約が締結された」と語りました。

さらに、「この計画の実施により、放射性医薬品の製造とその輸出の下地が整えられる」と語りました。

サーレヒー長官は、核技術の利用は、イラン原子力庁の優先事項だとし、「この枠内では、ワクチンと放射性医薬品の製造が原子力庁の計画の一部であり、国内の専門性を用いて、大きな成功を遂げている」としました。

また、イランにおける3つの放射線医療専門の救急病院の建設について触れ、「この施設はイスファハーンに開設され、ブーシェフルとアラークで建設が始まった」としました。