イラン第一副大統領がイラクを訪問
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イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、使節団を率いてイラクを訪問しています。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
11月 20, 2016 19:18 Asia/Tokyo
  • イラン第一副大統領がイラクを訪問

イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、使節団を率いてイラクを訪問しています。

IRIB通信によりますと、ジャハーンギーリー第一副大統領は、20日日曜、現地関係者の出迎えを受ける中、イラク南部のナジャフに入りました。

今回のイラク訪問では、シーア派初代イマーム、アリーの聖廟の巡礼、聖廟の開発計画の進捗状況の視察、アルバインの行進への参加が予定されています。

ジャハーンギーリー第一副大統領のこの訪問には、ソルターニーファル・スポーツ青少年大臣、ジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当外務次官、オウハディ・メッカ巡礼機関長官が同行しています。

ジャハーンギーリー第一副大統領は、19日土曜、イラクのアバディ首相と電話で会談し、イラク北部のモスルをテロリストの占領から解放する作戦と同時に、アルバインの儀式の実施を管理していることは、イラク政府の力の表れだとしました。

また、戦略的な都市であるモスルで、できるだけ早くテロ組織が掃討されるよう期待しているとしました。

一方のアバディ首相もこの電話会談で、「イラクの政府軍と義勇軍は、テロリストとの戦いで、北部ニナワ州の大部分を解放することができた」と語りました。

また、ISISはモスルの住民を人間の盾として利用しようとしているとし、「イラク軍は、モスル全体からISISの存在が消えるまで進軍を続ける」と語りました。

アバディ首相は、モスルの大規模な作戦とアルバインが重なったことに触れ、「イラクの政府と軍は、世界各地からカルバラを訪れる多くの人の安全確保のために全力を尽くしている」と語りました。