アメリカ大統領、「核合意を弱める法案に署名しない」
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アメリカ大統領府のアーネスト報道官が、「アメリカ政府は核合意の弱体化につながる法案に反対する」と述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
11月 23, 2016 20:52 Asia/Tokyo
  • アメリカ大統領、「核合意を弱める法案に署名しない」

アメリカ大統領府のアーネスト報道官が、「アメリカ政府は核合意の弱体化につながる法案に反対する」と述べました。

ロイター通信によりますと、アーネスト報道官は22日火曜、記者団に対し、「オバマ大統領は核合意の実行を弱めるいかなる法案にも署名しないだろう」と述べました。

さらに、「アメリカ政府は、(オバマ大統領の任期が終了する)2017年1月20日まで、核合意に対する自らの取り決めを履行することを決めている」と述べました。

また、核合意の枠内でのイランの協力を賞賛し、「全ての報告は、イランがこれまで核合意の枠内での全ての取り決めを実行してきたことを示している」と述べました。

アーネスト報道官は、核合意に対してどのように対応するのかはアメリカの次期政権の責務だとし、「核合意からアメリカが退いたり、その内容に違反したりすれば、重大な結果を引き起こすことになるだろう」と述べました。

アメリカの下院はトランプ氏の勝利後、イラン制裁法を10年延長し、さらにイランへの航空機売却を阻止する法案を可決しました。