エアバスの関係者、旅客機売却契約の締結のためテヘラン入り
12月 13, 2016 16:29 Asia/Tokyo
航空機メーカー・エアバスの関係者らが、旅客機100機の売却に関する合意を締結するため、テヘラン入りしています。
イランのファフリーエ・カーシャーン道路・都市開発副大臣は、12日月曜、「エアバス関係者のテヘラン訪問により、この1週間のうちにイランとエアバス社の間で旅客機100機の購入に関する合意がまとまると見られる」と語りました。
11日日曜には、アメリカ・ボーイング社が、テヘランで、イラン航空との間に、166億ドルの旅客機80機の売却契約を締結しました。
イラン航空のパルヴァレシュ社長は、この契約の締結の傍らで、「これらのうち50機は737型、30機は777型で、これらの航空機は10年計画でイラン航空に引き渡される」と語りました。
ボーイングとイラン航空の契約締結は、アメリカによる一部の制裁延長の流れがある中で行われています。
アメリカ政府は近年、国際法規に違反し、航空機の売却や航空機への燃料供給をイランに対する制裁対象としてリストに加えています。
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