世界レスリング連合会長、アメリカのレスリング選手の入国制限を支持
2月 04, 2017 18:30 Asia/Tokyo
世界レスリング連合のラロビッチ会長が、アメリカのレスリング選手に対するイランの訪問反対に反応し、この決定は尊重されるべきだとしました。
イルナー通信によりますと、アメリカのトランプ大統領は先週、イランなどのイスラム圏7カ国の渡航者のアメリカ入国を90日間禁止しました。
イラン外務省のガーセミー報道官は、「アメリカの新政権の政策に注目し、イラン外務省はやむなく、イラン西部ケルマーンシャーのレスリング・ワールドカップに参加するアメリカのフリースタイルレスリングの選手団の入国に反対した」と語りました。
イランレスリング連合は、世界レスリング連合に書簡を送り、アメリカに代わるほかの国の選手団の参加を発表するよう求めました。
レスリング・フリースタイルのワールドカップは、今月16日と17日に、ケルマーンシャー州で行われます。
世界レスリング連合のラロビッチ会長は、アメリカの選手団の参加に対するイランの反対について、「世界レスリング連合はイランの決定を尊重する」と語りました。
ラロビッチ会長はまた、今後イランとアメリカのレスリング選手が対戦することに期待感を表明しました。