イラン外務次官、「シリア停戦監視委員会の文書が最終承認」
2月 17, 2017 19:02 Asia/Tokyo
イランのジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当外務次官は、カザフスタンのアスタナでのシリア国際会議で、停戦監視合同委員会の文書とこの委員会の計画が最終的に承認されたことを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、アスタナ会議のイラン代表団のメンバーであるジャーベリーアンサーリー外務次官は、16日木曜夜、1チャンネルのニュース部門との電話インタビューで、「アスタナ会議は、この2日間、二者間の専門家協議を行い、最終的に16日木曜夕方にも会議を開き、シリアの停戦監視合同委員会の文書を最終的に承認した」と述べました。
さらに、「イラン、ロシア、トルコの3カ国の使節団による最終的な協議は、アスタナ会議の枠内で行われ、この文書は16日、最終的に承認された」としました。
また、「この3カ国はアスタナ会議で、停戦を維持するために、この3カ国の委員会を結成することで合意した」と述べました。
ジャーベリーアンサーリー外務次官はアスタナ会議で、停戦システムの強化、双方の信頼醸成措置、シリア人同士の協議を促すことのできる全ての問題に関する議論がこの委員会の基本的な目的だとし、「この委員会は合理的な会議を行い、停戦監視を追求する」としました。
アスタナでのシリア会議は、イランとロシアのイニシアチブ、トルコの協力により、シリアの和平確立を目的に開催されています。
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