イラン大統領選挙、選挙運動が続く中、ガーリーバーフ氏が出馬を辞退
イラン大統領選挙の投票日まであと4日となった15日月曜も、候補者による選挙運動が続けられました。
こうした中、候補者の1人ガーリーバーフ・テヘラン市長は、ライースィー師のために出馬を辞退しました。
ガーリーバーフ市長は声明の中で、ライースィー師の勝利のために全力を尽くすよう、自身の支持者に求めました。
ミールサリーム氏は、イラン北西部のタブリーズで、力強いイラン人の手によってさまざまな問題は解決されるだろうとし、「製品の密輸を阻止し、闇雲な輸入が国内の市場を破綻させないようにすべきだ」と語りました。
また、「原油の売却は、次世代の資産の略奪であり、石油から耐久性の高い製品を生産すべきだ」としました。
ジャハーンギーリー第一副大統領は、テレビのインタビューで、選挙に勝利した場合の最優先事項は、経済成長の速度を増し、不正と戦うことだとしました。
また、イランの生産の増加には、積極的で強力な外交が必要だとし、「生産を活性化するためには、外国の投資と密輸対策が不可欠だ」と述べました。
ライースィー師は、イラン中部のイスファハーンで、「イランは、人々や若者たちの手によって作られる」と語りました。
さらに、イラン南部のシーラーズを訪れ、不正対策、雇用創出、近隣諸国との関係確立を、自身の優先政策として挙げました。
ハーシェミータバー氏は、ラジオのインタビューで、文化政策のひとつとして、結婚を促すための土台作りを挙げました。
こうした中、ハーシェミータバー氏は声明を発表し、ローハーニー大統領への支持を表明しました。
ローハーニー現大統領は、イラン北部のサーリーで、インターネットの拡大と観光業の振興は、雇用の土台を作るものだとし、「国民の生活は、長期的で賢明な計画に基づいて確保され、商業活動の雰囲気が整えられるべきだ」と語りました。
さらに、イランの経済問題の解決を強調し、「イランへの輸入市場が絶たれ、輸出市場が拡大されるべきだ」としました。
イラン大統領選挙は、19日金曜に実施されます。