イラン外相、国連事務総長とカザフスタンで会談
6月 09, 2017 16:01 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、カザフスタンの首都アスタナでの国際博覧会の開幕式の傍らで、国連のグテーレス事務総長と会談しました。
イルナー通信が9日金曜に伝えたところによりますと、グテーレス事務総長はこの会談で、アラブ諸国の間の大きな危機に触れ、この対立を解消する唯一の方法は対話と協議だとしました。
グテーレス事務総長は続けて、イランによる核合意の内容の実施を認め、「国連は正式な立場として、核合意の精神と内容を支持している」と語りました。
さらに、テヘランの最近のテロを非難し、イランの政府と国民に哀悼の意と連帯を示しました。
ザリーフ外相とグテーレス事務総長はこの他、シリア、イラク、イエメンの危機など、地域問題について話し合いました。
ザリーフ外相は、上海協力機構の首脳会議とアスタナ国際博覧会の開幕式に出席し、演説するため、8日木曜夕方、カザフスタン入りしました。
ザリーフ外相は8日、アフガニスタンのガニ大統領、カザフスタンのアブドラフマノフ外相、中国の王毅外相とも会談し、二国間関係や地域問題について話し合いました。
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