イランイスラム革命防衛隊によるシリアのISIS拠点へのミサイル攻撃のひとつで、テロリスト50人が死亡
6月 20, 2017 18:14 Asia/Tokyo
シリアの情報筋が、イランイスラム革命防衛隊がシリアのテロ組織ISISの司令本部に対し発射した複数のミサイルの一つだけの爆発により、50人以上のテロリストが死亡したことを明らかにしました。
(アルアーラムチャンネルによりますと、これらのテロリストのうち6人がリビア国籍を持った人物でした。
このミサイル攻撃で、さらに、ISISの数人の司令官たちが死亡しています。
イランイスラム革命防衛隊は18日日曜夜、シリア東部デリゾール近郊にあるISISの司令部、基地や、自動車に爆弾を仕掛ける施設を6発の中距離ミサイルで攻撃しました。
これらのミサイルはイラクの領空を通過し、650キロの距離を飛行したあと、標的に命中しました。
現在まで、他の5つのミサイルによる被害については報告されていません。
イランのジャハーンギーリー第1副大統領は、「イランのミサイルの力は抑止的なものであり、地域の治安や安定、平和に奉仕するものだ」と語りました。
さらに、イランのザリーフ外務大臣も、ツイッター上で、「イランのミサイルの力は、イランの市民を法的に守ると同時に、ISISや過激派に対する世界共通の戦いを促進している」と述べました。
今月7日、18人の殉教者や多数の負傷者を出した、テヘランでのテロ攻撃を受け、イスラム革命防衛隊は、罪のないイラン人の流血に対し、報復措置をとると発表しました。