イラン国防軍需相、「ISISは国際的な脅威だ」
7月 13, 2017 15:52 Asia/Tokyo
イランのデフガーン国防軍需大臣が、テロ組織ISISは、イスラムやイスラムの信仰には関係がないとして、「ISISは国際的な脅威だ」と語りました。
デフガーン大臣は12日水曜、記者会見で、ISISのイデオロギーは宗教や理性をまったくよりどころとしておらず、この思想に対抗する世界的な意志が形成されるべきだと強調しました。
また、ISISがイラクやシリアで敗北していることに触れ、ISISのメンバーは中心的な拠点を失い、分散しており、行動を起こす可能性があるため、各国は賢明な対処を求められるとしました。
さらに、アメリカのマティス国防長官の干渉的な発言に触れ、「過去40年間のこのようなアメリカの発言や行動は、各国国民がアメリカ政府を嫌悪し、アメリカが国際レベルで弱体化した原因になった」と述べました。
マティス国防長官はニュースサイト、デイリーコーラーのインタビューでイランに関する干渉的な発言をし、「イランとアメリカの間に良好な関係が築かれるためには、イランの体制を転換しなければならない」と述べました。
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