イラン国会議長、「イランは追加制裁でアメリカに異議申し立てを行った」
8月 02, 2017 16:39 Asia/Tokyo
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ラーリージャーニー国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、イランは追加制裁により、核合意合同委員会に異議申し立てを行っているとしました。
ラーリージャーニー国会議長は1日火曜、テヘラン南部・ゴムで行われた記者会見で、イランの核合意実施監視団の会合に触れ、イランは聡明さを持って断固として、アメリカがその目的を果たすのを阻止するとしました。
また、アメリカの核合意の違反は明らかだとして、一部の国も、イランに対するアメリカの行動は核合意違反だとはっきりと表明しているとしました。
さらに、アメリカは核合意の実施の妨害を追求しているとして、「イランの追加制裁に関するアメリカ議会の決定はイランへの投資を妨げる雰囲気を作り出すことが目的だ」としました。
31日月曜に開かれたローハーニー大統領率いるイランの核合意実施監視団の会合では、アメリカ議会の追加制裁案の決議に力強い回答を示すことが強調されました。
アメリカ議会は、先週、イランに対する敵対政策を続ける中で、対イラン追加制裁案を可決しました。
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