イラン国会議長、「イランの戦略は、対話による対立の解消」

イランのラーリージャーニー国会議長が、イランの戦略は、地域や世界の問題や対立を対話によって解決することであるとしました。

ラーリージャーニー議長は６日日曜、ＩＰＵ・列国議会同盟のチョードリー議長と、テヘランで会談し、「対立や問題は武力では解決できず、政治的な対話によってのみ可決可能である」と述べました。

また、「シリアやイエメンでの戦争はこれまで効果がなかったと同様、今後も人的被害以外の結果をもたらさないだろう」とし、地域の危機は地域の諸国民の意志によって解決されるべきだと強調しました。

一方のチョードリー議長もこの会談において、「イランは列国議会同盟の影響力のある貴重なメンバー国の１つであり、地域や世界の危機の解決を支援できる」と述べました。

さらに、協議による地域の危機の解決を強調し、「シリアやイエメンは危機的な状況にあり、憂うべき人道状況に置かれている。一刻も早く、同国の戦争や流血の停止に向けた協議のための方法を見出すべきだ」と語りました。