イラン国会議長、「テロは世界の安全に対するすべての脅威の根源だ」
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イランのラーリージャーニー国会議長が、「テロは、世界の安定と人々の権利に対する最も危険な脅威であり、国際社会の最も根本的な問題だ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 30, 2017 19:22 Asia/Tokyo
  • ラーリージャーニー国会議長
    ラーリージャーニー国会議長

イランのラーリージャーニー国会議長が、「テロは、世界の安定と人々の権利に対する最も危険な脅威であり、国際社会の最も根本的な問題だ」と語りました。

ラーリージャーニー議長は、30日水曜、イランのテロとの闘争の日に際したメッセージで、「戦争と流血に巻き込まれ、住む家を失い、貧困に苦しんでいる多くの人々や国々の悲劇的な状況は、テロや覇権主義者によってもたらされたものだ」と語りました。

また、テロの形成と拡大における大国の役割に触れ、「イラン国民は、テロという悪しき現象の犠牲者であり、反体制派テロ組織モナーフェギンは、一部の政府のプロパガンダや政治的、経済的な支援により、テロなどの卑劣な方法によって、イランの体制の関係者を排除しようとした」としました。

さらに、イスラム教は、現在、テロリストが描いているイメージとはかけ離れたものだとし、「イスラムは、人々の殺害に反対であり、常に、人類の幸福と安全を求めてきた」と強調しました。

ラーリージャーニー国会議長はさらに、イラン国民は常に、世界の平和、友好、安全のために努力しているとし、「テロとの戦いには、国際的に真剣な決意が必要であり、各国の政府や国民の追求により、この悪しき現象は地域や世界で根絶されるだろう」と述べました。