イラン政府報道官、「抑圧された人々への支持はイランの不変の政策」
(last modified Tue, 12 Sep 2017 09:38:28 GMT )
9月 12, 2017 18:38 Asia/Tokyo
  • イランのノウバフト政府報道官
    イランのノウバフト政府報道官

イランのノウバフト政府報道官が、抑圧された恵まれない人々、特にイスラム教徒を支持することはイランの変わることのない政策だとしています。

ノウバフト報道官は12日火曜、記者会見を行い、ミャンマーの政府や軍隊は、同国のイスラム教徒の殺害に責任があるとし、「イランは、ミャンマーのイスラム教徒と同情を示すと共に、このイスラム教徒を支援するためすべての外交手段に訴える」と語りました。

先月25日ごろから、ミャンマー西部ラカイン州のロヒンギャ族のイスラム教等に対し、同国の政府軍の新たな侵略や弾圧が始まっており、これにより、イスラム教徒6000人以上が死亡し、8000人が負傷しています。

ノウバフト報道官はさらに、IAEA国際原子力にとって、イランでの疑わしい核施設という問題は存在しないとしたこの機関の天野事務局長の表明に触れ、「この天野事務局長の表明は、アメリカ政府の関係者の発言が根拠のないものであることを示したもので、IAEAもまた、アメリカの表明を認めていない」と述べました。

アメリカのヘイリーIAEA大使は、先月23日、オーストリア・ウィーンで、天野事務局長と会談した後、「核合意の中で、軍事施設と非軍事施設への査察について違いはないとされている」と主張しました。

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