イラン外務省、イラン外相とアメリカ国務長官の電話連絡を否定
3月 10, 2016 19:44 Asia/Tokyo
イラン外務省筋が、イランイスラム革命防衛隊による最近のミサイル演習に関して、イラン外務大臣と、アメリカ国務長官が電話で連絡を取ったとした内容を否定しました。
イルナー通信によりますと、この情報筋はイスラム革命防衛隊のミサイル演習を理由に、アメリカのケリー国務長官がイランのザリーフ外務大臣に電話で連絡したとする、アメリカ国務省のカービー報道官の主張を否定し、この電話会談はイラン外相の東南アジア歴訪により行われていないとしました。
この情報筋はまた、ケリー長官はザリーフ大臣との電話会談を求めているとして、ケリー国務長官は、1週間、ザリーフ大臣に電子メールを送り、電話会談の実施を要請しているとしました。
カービー報道官はイランの最近のミサイル実験は、包括的共同行動計画の違反とはならないが、この実験は、2015年7月に締結された核合意と、安保理決議2231に違反していると主張しています。
イスラム革命防衛隊の最近の演習では、9日水曜、ガドルFとガドルHの2つの弾道ミサイルが1400キロ先の目標に向けて発射されました。
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