イラン政府報道官、「アメリカを孤立させる効果的な計画が実行中」
10月 18, 2017 20:27 Asia/Tokyo
イランのノウバフト政府報道官が、イランに対するアメリカのトランプ大統領の敵対的な立場に反応し、「イランの外交機関は国益を守り、アメリカをさらに孤立させる上で効果的な措置を講じている」と語りました。
ノウバフト報道官は17日火曜、記者会見し、「イラン政府は、アメリカの拡張主義に力強く対処している」とし、「イランが論理的で、毅然とした政策を実施していることから、トランプ大統領は孤立している」と述べています。
また、後ほどEUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表がアメリカを訪問することに触れ、「EUはトランプ大統領とは異なる立場をとっている」としました。
さらに、トランプ大統領が反イランの立場を取るためにサウジアラビアを支持していることについて、「それはサウジアラビアの首脳陣による決定ではない」と語っています。
ノウバフト報道官はまた、イラクの最新情勢についても、「イラクのクルド人自治区とイランとの陸及び空の国境は、イラク政府の正式な要請により、一時的に閉鎖されている」と述べました。
さらに、過去6ヶ月間における石油を除いたイランの経済成長率は7%であるとし、「抵抗経済政策は、イランのニーズに即したものである」としています。