最高指導者顧問、「アメリカは地域から去るべきだ」
(last modified Wed, 13 Dec 2017 15:26:55 GMT )
12月 14, 2017 00:26 Asia/Tokyo
  • ヴェラーヤティ顧問
    ヴェラーヤティ顧問

イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「アメリカは地域から去るべきだ」と語っています。

ヴェラーヤティ顧問は、12日火曜、タスニーム通信のインタビューで、地域に混乱を生み出すためのアメリカの勢力は消滅したとし、「アメリカが西アジアに存在すべき理由はなくなっており、アメリカは地域を去るべきだ」と語りました。

また、「アメリカは、シリアとイラクに再び混乱を作り出そうとしているが、シリアの政府と国民、抵抗勢力は、アメリカをシリアの占領地域から屈辱的に追い出すだろう」と強調しました。

さらに、アメリカ大使館のテルアビブから聖地ベイトルモガッダスへの移転、シオニスト政権イスラエルの首都をベイトルモガッダスに認定したアメリカ大統領の決定について、「トランプ大統領の行動は、イスラム世界の宗教的な信条や感情に火をつけた」と語りました。

ヴェラーヤティ顧問は、「今後、イスラム教徒、特にパレスチナ人とその支持者たちは、シオニストとその同盟者が簡単に地域でその目的を実現するのを許さないということを、アメリカは知るべきだ」と述べました。