イラン大統領、「OIC首脳会合の団結は、イスラム教徒にパレスチナ問題への希望を抱かせた」
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イランのローハーニー大統領が、「OICイスラム協力機構の首脳会合は、世界のイスラム教徒に、パレスチナ問題への希望を抱かせた」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
12月 14, 2017 21:09 Asia/Tokyo
  • OIC首脳会合
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イランのローハーニー大統領が、「OICイスラム協力機構の首脳会合は、世界のイスラム教徒に、パレスチナ問題への希望を抱かせた」と語りました。

OIC緊急首脳会合は、最終声明を発表し、聖地ベイトルモガッダス・エルサレム東部を首都とするパレスチナ国家の正式な承認を強調しました。

ローハーニー大統領

 

ローハーニー大統領はこの会合で、アメリカの聖地に関する違法な決定に対抗するための7つの提案をイスラム世界に示し、「アメリカは、シオニストが最大の利益を確保できるようにしているだけであり、パレスチナ人の合法的な要求を少しも尊重していない」と語りました。

さらに、シオニスト政権イスラエルに対してイスラム世界が団結する必要性を強調し、「パレスチナはイスラム世界の第一の問題になるべきだ」と語りました。

ローハーニー大統領、トルコのエルドアン大統領

 

ローハーニー大統領は、13日水曜夜、トルコのエルドアン大統領とイスタンブールで会談し、聖地に関するアメリカ大統領の最近の行動は、世界のすべてのイスラム教徒の感情を傷つけたとしました。

また、シリアの安全と安定を強化するため、イランとトルコの協力は続けられるべきだと強調し、「イランとトルコは、地域の安全と安定、テロ対策に関して共通の見解を有している」と語りました。

一方のエルドアン大統領もこの会談で、OICの多くの首脳が今回の会合に出席したことに触れ、「これは、イスラム諸国がパレスチナ問題について共通の見解を有していることのしるしだ」と語りました。

アメリカのトランプ大統領は、今月6日、エルサレムをイスラエルの首都に認定すると宣言しました。

ベイルートの南部、パレスチナを支持するデモ

この行動は、各国の首脳や国民、国際機関の大きな反発を招きました。