アメリカ国務長官、「核合意は問題のある合意」
12月 28, 2017 20:46 Asia/Tokyo
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アメリカのティラーソン国務長官
アメリカのティラーソン国務長官が、イランに対する非難を続ける中で、核合意は問題のある合意だとしました。
ティラーソン国務長官は、アメリカの新聞ニューヨークタイムズで、「イランとの問題ある核合意は、もはやアメリカのイラン政策の中心事項ではない」と主張しました。
また、「核合意に存在する多くの問題の解決方法を見出すため、アメリカ政府は同盟国や議会との協力を続ける」と述べました。
さらに、イランの防衛計画やミサイル計画への対抗を続けるとして、アメリカはイランに反対する地域諸国との対話を続けていくとしました。
アメリカのヨーロッパの同盟国や、そのほかの協議参加者は、合意の維持のみを求めています。
アメリカ議会は、現在も、イランの核合意に関する明白な措置を行っていません。
核合意は、2016年1月から発効されましたが、アメリカ政府は常に核合意参加国としての責務を果たしていません。
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