イラン外務省、「アメリカの対イラン判決は無意味」
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イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、アメリカの裁判所による対イラン判決は馬鹿げており、無意味だとし、公正の原則を踏みにじり、アメリカの司法機関の信用をこれまで以上に失墜させるものだ、としました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
3月 14, 2016 23:23 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「アメリカの対イラン判決は無意味」

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官が、アメリカの裁判所による対イラン判決は馬鹿げており、無意味だとし、公正の原則を踏みにじり、アメリカの司法機関の信用をこれまで以上に失墜させるものだ、としました。

ファールス通信によりますと、イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官は、「アメリカの裁判所が出した最近の対イラン判決は、シオニストのイラン恐怖症のシナリオに盲目的に追従したアメリカの司法機関の最新の産物だ」としました。

同報道官は、このような判決はテロリストと彼らの支持者に対する非常に危険で意味深なメッセージであるとし、「それはアメリカをはじめとする世界の人々の殺害を促すものだ。彼らが罪を問われることはなく、テロリストの犯罪に対して、最も合法的で効果的な敵を標的にしているからだと伝えている」としています。

ジャーベリーアンサーリー報道官はさらに、我々はアメリカの行政権がこの種の判決を出すのに協力したと考えているとし、「残念ながら、アメリカの国務省は何年も、非論理的で、間違った、道徳に反する見方でイランをテロ支援国家のリストに入れ、この行為自体、公正な裁判の原則を忘れ去る下地を作るものだ」としました。

2001年9月11日の同時多発テロの容疑者19人のうち15人がサウジアラビア人、2人がUEA人、1人がレバノン人、1人がエジプト人であった中、ニューヨーク地裁はイランに同時多発テロの遺族と保険会社に15億ドルの賠償金を支払うよう求める判決を下しました。