国連事務総長、再び核合意の実施を支持
1月 18, 2018 18:04 Asia/Tokyo
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国連のグテーレス事務総長
国連のグテーレス事務総長が、改めて核合意の実施を支持しました。
イルナー通信によりますと、グテーレス事務総長は、ドゥジャリク事務総長報道官が17日水曜に記者会見で読み上げた声明の中で、核合意の実施が3年目に入ったことに満足の意を示し、「核合意に関係のない問題によって、この国際的な合意が損なわれるべきではない」と語りました。
グテーレス事務総長は、核合意は地域や世界の平和と安全を促したと強調し、「IAEA国際原子力機関は繰り返し、イランがこの合意に基づく取り決めを完全に実施していることを認めてきた」と述べました。
また、アメリカの新聞、ワシントンポストは、核合意離脱や核関連の制裁停止を延長しないとしたトランプ大統領の脅迫に触れ、「トランプ大統領がこの脅迫を実行した場合、アメリカは大きな敗者になる。なぜなら、ヨーロッパ諸国、ロシア、中国がトランプ大統領に同調することはなく、イランは核活動を再開するための理由を手に入れることになるからだ」としました。
イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されていますが、アメリカは核合意の一員でありながら、常にこの合意の実施において違反を行っています。
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