イラン国家安全保障最高評議会書記、「核合意の再協議の可能性はない」
1月 24, 2018 22:14 Asia/Tokyo
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イランのシャムハーニー国家安全保障最高評議会書記
イランのシャムハーニー国家安全保障最高評議会書記が、「核合意の再協議の可能性はどのような条件下でも存在しない」と強調しました。
シャムハーニー書記は、アルアーラムチャンネルのインタビューで、アメリカの核合意の責務不履行について触れ、「イランはその責務を完全に守っているが、いまだに核合意のアメリカとヨーロッパの責務の中で実現されるべき経済の開放は実施されていない」と語りました。
また、「核合意の見直しについて語ることは、アメリカのトランプ大統領の妄想による行動だ」と述べました。

さらに、イランのミサイル能力についても、「イランのミサイル能力は、完全に国産であり、脅威に対する抑止力の枠内で、発展の道を力強く歩み続ける」と語りました。
シャムハーニー書記は、イランの体制責任者の完全な見解一致により、イランはどの国とも防衛力やミサイル問題について話し合わないとしました。
また、イランの地域における行動は、決して安保理決議に違反していないとしました。
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