イラン第一副大統領、「自国の目標が達成される限り、核合意を遵守」

イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、核の権利の承認と平和目的での核活動の継続、制裁の解除は、核合意でのイランの目標であり、この目標が達成される限り、核合意を遵守するとしました。

ジャハーンギーリー第一副大統領は、２０日火曜、イギリスの新聞ファイナンシャル・タイムズに掲載されたインタビューで、イランから先に核合意を破棄することはないとし、「イランは、核合意がイランの国益や目標に沿って進展すれば、この合意を支持する」と語りました。

また、イランの経済は、世界のトップ２０ヶ国の一つであるとし、イランは特に経済部門における核合意の成果を利用できるまで、この合意に留まるだろう」と語りました。

イランと（イギリス、フランス、ロシア、中国、アメリカ、ドイツの）６ヶ国の間に成立した核合意は、２０１６年１月から実施されていますが、この合意の一員であるアメリカは核合意の取り決めを完全には履行していません。