イラン大統領、「スポーツは喜びや健康を伝えるものであり、各国の国民を近づける」
イランのローハーニー大統領が、FIFA国際サッカー連盟のインファンティーノ会長と会談し、「スポーツは喜びや健康を伝えるものであり、各国の国民を近づける」と語りました。
ローハーニー大統領は、1日木曜、テヘランでインファンティーノ会長と会談する中で、「FIFAは最も地位の高い国際的なサッカー組織として、また、地域の各組織も、スポーツ以外の問題や主張がスポーツの場に影響を与えたり、各国の国民が見たい試合を見る上で制限を受けたりすることがないよう、注意を払うべきだ」と強調しました。
また、「各国の国民、特に若者にとってのサッカーの魅力から、FIFAは各国の国民を互いに近づける上での役割を果たすことができる」と述べました。
さらに、「イランのプロスポーツは、今日、進化しており、さまざまなスポーツにおけるイラン代表は、国際レベルの大会に参加し、サッカーのイラン代表は、地域、国際的な試合などに参加することで、人々に喜びを与えている」と述べました。
ローハーニー大統領は、サッカーをはじめとしたさまざまなスポーツにおける女性の積極的な参加と関心に触れ、「幸いにも、今日、イランの女性は、大きな喜びと共にスポーツの場に参加しており、そのうち、女性のサッカー選手は2万3000人だ」と述べました。
インファンティーノ会長も、この会談で、ローハーニー大統領との会談に満足感を示し、「サッカーは世界レベルで重要な社会的影響を有しており、イランの人々は、実際、世界でもっとも熱烈なサッカーファンだ」と語りました。
また、サッカーの目的とは、各国国民を互いに近づけることだとして、「国際サッカー連盟は常に、サッカーを通じて世界の状況が改善することを目指しており、イランのサッカーのレベル向上に関して、いかなる支援も惜しむことはない」と述べました。