3月 28, 2018 19:24 Asia/Tokyo
  • イラン外交戦略評議会のハッラーズィー議長
    イラン外交戦略評議会のハッラーズィー議長

イラン外交戦略評議会のハッラーズィー議長が、アメリカの核合意違反について触れ、アメリカが核合意を離脱した場合のイランの選択肢は非常に多いとしました。

ハッラーズィー議長は、パキスタンの首都イスラマバードの政治学研究所で行われた、学者との会談で、「イランはこれまで核合意を守っているが、アメリカ政府はこの国際合意に違反し、現在、それから離脱しようとしている」と語りました。

また、EUはこれまで、核合意を強く支持しており、イランも彼らと近い立場にあるとしました。

さらに、イランの国益に反するアメリカの一連の圧力について、その目的はアメリカの要求をイランに呑ませることだとして、「イランはアメリカの圧力に屈しない」と強調しました。

ハッラーズィー議長は、テロ組織ISISが地域内外の大国により作り出された目的は、イランへの対抗だとして、「残念ながら、テロ思想は地域における大量虐殺や大きな破壊の要因となった」と語りました。

また、アフガニスタンにおける地域外の大国の陰謀に触れ、「一部の国は、アフガニスタンでソ連軍を敗北させるために、この国に過激派思想を広めた」と語りました。

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