最高指導者顧問、「イランは自国の防衛のために誰かの許可を得ることはない」
4月 05, 2018 18:44 Asia/Tokyo
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ヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問
イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「イランは、防衛分野で非常に発展しており、自国の防衛のために誰かの許可を得ることはない」と語りました。
ヴェラーヤティ顧問は、5日木曜、記者会見で、アメリカ軍のシリア駐留に関するトランプ大統領の発言について、「アメリカと、シオニスト政権イスラエルやサウジアラビアといったアメリカの同盟国が、シリアに対して戦争を開始し、この国の合法的な政権の転覆を追求してから7年以上が経つが、それは実現されていない」と語りました。
また、「現在イランは、シリア、イラク、レバノンと共に力強く抵抗を続け、抵抗の問題に対する他国の干渉を許すことはない」としました。
さらに、イランは、領土の保全と独立の支持という自らの道を力強く歩み続けるとし、「イランは、科学の分野の発展という目標を諦めることはない」と述べました。
テロとの戦いを口実に、シリアに違法に軍事駐留しているアメリカのトランプ大統領は、3日火曜、「サウジアラビアが、アメリカ軍のシリア残留を望んでいるのであれば、その資金を負担すべきだ」と発表しました。
シリアのテロ組織の支援者であるサウジアラビアのムハンマド皇太子は、先月30日、アメリカ政府に対し、軍隊をシリアから撤退させないよう求めました。
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