イラン第１副大統領、為替のレート統合政策を強調

イランのジャハーンギーリー第１副大統領が、政府は為替レート統一政策を実施するとしました。

イランの為替レートは、この数日で大幅に上昇し、このため、政府は為替レート統合政策を発表し、これを実施する予定です。

イランの外貨の問題を検討する会合は、１０日火曜夕方、違法な為替取引に対抗し、為替レートの統合に関する決定を推進するために開催されました。

ジャハーンギーリー副大統領は、この会合で、１ドルあたり４２００トマンという為替レートを発表する中での政府の決定は、論理的だとしました。

また、緊急に外貨を必要とする人のための措置に触れ、「あらかじめ立てられた計画により、医薬品や基本的な商品の価格が上昇することはない」と述べました。

さらに、「イランの外貨収入源の状況は良好であり、政府は為替市場における、経済的でない要因による一時的な変動が、安定した経済を持つイランの運営を危機に陥れることを許さない」と強調しました。