イラン最高指導者顧問、「シリア攻撃は、同国の国家主権への歴然とした侵害」
(last modified Sun, 15 Apr 2018 06:14:05 GMT )
4月 15, 2018 15:14 Asia/Tokyo
  • ヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問
    ヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問

イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「アメリカ、イギリス、フランスによるシリアへの軍事攻撃は、国際法規への違反であるとともに、シリアの国家主権への歴然とした侵害である」と語りました。

イルナー通信によりますと、ヴェラーヤティ顧問は、「シリア政府軍による化学物質利用という、地域の敵の空虚な主張の真偽を調査するため、国連調査団がシリアにやっと到着し、まだその調査も始まっていない中で、アメリカ、イギリス、フランスがこのような行動に出たことは、合法政府に対する歴然とした領土侵犯である」と述べています。

また、「シリアの政府と軍は、7年以上にわたって、テロリストとの戦いにおける峠を越え、勝利の栄冠と数多くの成功を手にした」としました。

アメリカの好戦的な行動が続く中、14日土曜未明、シリアの首都ダマスカス近郊の東グータ地区の町ドゥーマで化学兵器が使用されたとする口実により、アメリカ、イギリス、フランスがシリアをミサイル攻撃しました。