イスラム世界最大の知識生産国はイラン

ISC・イスラム世界引用文献データベースの関係者デフガーニー氏が、「２０１７年の知識生産量の点で、イランはイスラム圏で首位だった」と語りました。

イルナー通信によりますと、デフガーニー氏は２２日日曜、「イスラム世界の知識生産全体のうち、２２％はイラン人研究者によるものだった」とし、「世界最大の引用文献データベース・スコーパスと、オンラインの学術データベース・ウェブオブサイエンスによれば、イランは２０１７年、初めてイスラム諸国の中で最大の知識生産国となった」と述べています。

また、「ウェブオブサイエンスの最新情報では、イスラム圏５７カ国により登録された学術論文は全部で２３万７５４３件に達しているが、そのうち５万１０７１件がイラン人研究者によるものだ」としました。

さらに、「この２つのデータベースにおけるイランの国際的なランクは、昨年末の時点で１６位である」と語っています。

デフガーニー氏はまた、「現在、世界の知識生産に占める全イスラム諸国のシェアはおよそ８％である」とし、「２０１７年にイスラム諸国の首脳や科学大臣らにより、カザフスタンで採択されたイスラム諸国科学技術１０ヵ年計画によれば、今後１０年間でイスラム諸国の知識生産量は現在の２倍に増えることが見込まれている」と述べました。