IAEA、イランが6フッ化ウラン製造計画を提示
6月 06, 2018 16:06 Asia/Tokyo
IAEA・国際原子力機関が、イランから6フッ化ウラン製造計画を提示する書簡を受け取っていることを明らかにしました。
ファールス通信によりますと、IAEAは5日火曜、声明の中で、イランから、六フッ化ウラン製造スケジュールに関する公式の書簡を受けとっているとしました。
イラン・イスラム革命最高指導者ハーメネイー師は4日月曜、イランイスラム共和国の創始者ホメイニー師の29回忌の式典において、イラン原子力庁に対し、核合意の枠内で、ウラン濃縮能力を19万SWU(分離作業量)まで高めるための準備を整えるよう指示しました。
イラン原子力庁のサーレヒー長官も、「イラン中部ナタンズの発電所は、数十万SWUによる活動開始のための準備を整えている」としました。
こうした中、EU上級代表のコチヤンチッチ報道官は、イランが提示した計画は、核合意への違反ではなく、これまでのIAEAによる11回の報告でもイランの核合意の取り決め履行が確認されている、としました。
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