イラン国会議長、「敵は脅迫や戦争によってイランと語ることはできない」
7月 23, 2018 15:52 Asia/Tokyo
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イランのラーリージャーニー国会議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、「イランのミサイルの進歩は、目覚しく価値があり、これにより敵は脅迫や戦争によってイランと語ることはできない」と語りました。
ラーリージャーニー議長は、22日日曜、テヘランで行われたイランの在外公館代表や大使との会合で、「イランは高い防衛力を有しており、この能力は、イランを守る要因となっている」と述べました。
また、「敵はイランに対する脅迫や戦争に効果がないことを知っている。このため、ミサイルに関しては協議せず、その飛距離について話し合いたいと考えている」としました。
さらに、地域問題とイラクとシリアでのテロとの戦いにおけるイランの決意に触れ、「イランがシリアとイラクのテロリストに与えた打撃により、イランでは安定が保たれている」と語りました。
ラーリージャーニー議長は、核開発の継続と、核技術の進歩に向けた動きは、ヨーロッパとの対話におけるイランの重要な要求とみなされているとして、「アメリカが核合意から離脱した後、EUはイランが核合意に残ることを求めているが、ヨーロッパはイランが核合意の中で自国の利益をあきらめることを期待すべきではない」と述べました。
また、シオニスト政権イスラエルの議会でユダヤ人国家に関する法案が可決されたことは、地域における新しい危険なゲームだとして、シオニスト政権は一部の地域諸国の混乱を利用し、テロ組織を大いに支援しているとしました。
さらに、一部のイランの近隣諸国との間での誤解が存在すると述べ、イランの近隣諸国は、イランの役割に関して誤解すべきではなく、この誤解はあらゆる手段で解く必要があるとしました。
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