イラン国会議長、「ヨーロッパとの対話を重視することはできない」
7月 26, 2018 20:01 Asia/Tokyo
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ラーリージャーニー議長
イランのラーリージャーニー国会議長が、「ヨーロッパとの核合意維持に向けた話し合いは続いているが、その展望はそれほど明るくない」と語りました。
ラーリージャーニー議長は25日水曜、イラン中部ゴムで、「イスラム革命最高指導者が指摘したように、ヨーロッパとの対話は続いているが、この対話が成果を挙げるかについては、あまり確実ではない」と語りました。
また、国の今後を約束によって決めることはできないとして、イランは問題に苦しめられることのないよう、可能な限りあらゆる方法を取るが、敵は妨害を続けたとしました。
さらに、国内の可能性を活用することで、敵の圧力を発展に変えることができるとして、国内に投資の雰囲気が生じれば、多くの問題は解決するとしました。
ラーリージャーニー議長は、アメリカのイランに対する行動を他の国への対応と比較して、「電話ひとつでアメリカのインフラを修復するために2億5000万ドルを支払ったり、1100億ドルの武器を購入するのは、サウジアラビアにとって恥となる行動だ」と述べました。
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