セターレ・ハリージファールス製油所、日量2700万リットル以上のガソリン生産
8月 06, 2018 15:54 Asia/Tokyo
イラン南部セターレ・ハリージファールス製油所の第3フェーズの第一段階が稼動し、この製油所のユーロ5基準を満たしたガソリンの生産量が、日量2750万リットルに達しました。
IRIB通信によりますと、イランのサーデグアーバーディ石油次官は、5日日曜、セターレ・ハリージファールス製油所を視察し、「第3フェーズの完成により、この製油所は、日量12万バレルの石油が生産量に加わり、全体の生産能力は、日量36万バレルに達した」と語りました。
また、現在のガソリン生産量は国内の消費を満たしているとし、「イラン暦の今年末までに、この製油所の第3フェーズが完成することにより、ガソリン生産量は、日量4000万リットルに達し、輸出の土台が整うだろう」と述べました。
さらに、「この6ヶ月、イランでは930万リットルのガソリンが生産された。これは昨年の同じ時期に比べて、50%近く増加した」と述べました。
セターレ・ハリージファールス製油所の建設計画は、イランのガソリン輸入への依存を断ち切り、2007年2月からの原材料の売却を防ぐ目的で開始されています。
セターレ・ハリージファールス製油所は、イラン南部ホルモズガーン州の中心都市であるバンダル・アッバースの西25キロの場所に位置しています。