8月 21, 2018 18:38 Asia/Tokyo
  • イランのザリーフ外務大臣
    イランのザリーフ外務大臣

イランのザリーフ外務大臣が、「アメリカは、地域の現実、並びに過去における誤った対イラン政策の結果を認識すべきだ」と語りました。

ザリーフ外相は、20日月曜、記者団に対し、「アメリカは、あらゆる手段を尽くして、国際社会での孤立を埋め合わせようとしているが、彼らはそのためにイラン国民に対する圧力行使という道を選び、心理戦という手段により、イランに対抗している」と述べました。

また、「アメリカは核合意から一方的に離脱したことにより、国際社会でますます孤立し、いまやアメリカの対イラン政策に同調しているのはシオニスト政権イスラエルと、アメリカに従属する一部の国のみだ」としました。

さらに、核合意継続に関するヨーロッパ諸国との協議についても、「ヨーロッパ諸国が利益を確保するには、しかるべき出費をする以外に方法はなく、決断のために残された時間は限られており、時の経過を待つことはできない」と語っています。

ヨーロッパ諸国は、アメリカが今年の5月8日に核合意から一方的、かつ違法に離脱した後、この国際合意の維持を求めるとともに、イランに対しても、アメリカの離脱に関係なくこの合意に残留するよう求めています。

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