ザリーフ外相、イドリブの戦争を取り決めに変える上での外交の役割を強調
9月 18, 2018 15:52 Asia/Tokyo
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イランのザリーフ外務大臣
イランのザリーフ外務大臣が、シリアのイドリブでの戦争を、過激派のテロリストとの戦いにおける強力な取り決めへと変えることにおいて、外交が果たす役割を強調しました。
ザリーフ外相は、18日火曜、ツイッターで、「この数週間の責任ある積極的な外交、トルコとシリアへの訪問、イラン、ロシア、トルコの首脳によるテヘランでの会合、最近のソチでのロシアとトルコの会合は、イドリブでの戦争の回避につながる」としました。

トルコのエルドアン大統領は、17日月曜、ロシア西部のソチで、プーチン大統領と会談し、イドリブでの戦争に関して話し合いました。
プーチン大統領は、エルドアン大統領との会談後、10月15日までに、イドリブのシリア政府軍とテロリストを引き離す、幅15キロから20キロの非武装地帯を設置することを明らかにしました。

イラン外務省のガーセミー報道官は、ソチでの会合におけるトルコとロシアの合意を歓迎し、「ロシアとトルコの首脳会談、そしてイドリブの問題の解決法に関する合意の発表は、シリアのテロリストの残存勢力を掃討する中での根本的な歩みだ」と語りました。
イドリブは、シリアにおけるテロ組織の最後の拠点となっており、シリア政府軍は、同盟国の支援により、この地域をテロリストの占領から解放しようと努めています。
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