イラン南西部のテロ攻撃、殉教者が25人に増加
9月 23, 2018 05:29 Asia/Tokyo
イラン南西部アフワーズのテロ攻撃の殉教者が25人に増加しました。
22日土曜午前、イラン南西部で、イギリスやサウジアラビアの支援を受けたテロ組織アルアフワーズィーヤが、軍事パレードのさなかに見学中の人々に向かって発砲しました。
このテロ攻撃で、25人が殉教したほか、多くの民間人を含む69人が負傷しました。
イランのザリーフ外務大臣が、「最近イラン南西部で発生した、軍事パレードに対するテロ攻撃の責任者は、テロ支援国とこれを支援するアメリカだ」とし、「イランは地域でのテロ支援国とこれらの国を支持するアメリカを、今回のテロ攻撃の責任者と見なしている」と語りました。
イラクのカシム・アル・アラジ内務大臣が、イラン南西部アフワーズで発生したテロ攻撃を非難しました。
イルナー通信によりますと、アラジ内相は、最近アフワーズで発生した、聖なる防衛週間に因んだ軍事パレードへのテロ攻撃に反応し、「サッダーム政権がイラン・イラク戦争を開始した日におけるこのテロ攻撃は、改めてテロリストや覇権主義者の本質、そしてイランのイスラム教徒の国民に対する彼らの敵対的な性質を示した」と述べています。
また、このテロ攻撃の殉教者に哀悼の意を示し、「このようなテロ攻撃で、イラン国民の力強さを揺るがすことはできない」と語りました。
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