イラン航空機関、アメリカの制裁について声明を発表
10月 04, 2018 16:07 Asia/Tokyo
イラン航空機関が声明の中で、ICAO国際民間航空機関に対し、イランの民間航空産業に対するアメリカの制裁に、断固とした立場を示すよう求めました。
IRIB通信によりますと、イラン航空機関は声明の中で、「アメリカはこの数十年、科学と航空産業における発展を、国際協力の拡大ではなく、制限と敵対の手段として利用してきた」と強調しました。
また、「国際民間航空が安全かつ整然と発達するように、また、国際航空運送業務が機会均等主義に基づいて健全かつ経済的に運営されるように各国の協力を図ることを目的として,1944年に採択されたシカゴ条約の内容以外の目的のために、航空産業を悪用すれば、安全に対する脅威につながる可能性がある」としました。
さらに、「ICAOの他の加盟国は、空部品や航空製品のすべてのメーカーに対して、これまでに締結された契約や合意の実施に対して責任を持つよう求めるべきだ」としました。
この声明では、ICAO評議会は、この組織が創設された目的と価値を確認するとともに、民間航空が安全かつ整然と発達し、航空運送業務が健全かつ経済的に運営されるよう強調すると共に、加盟国に対し、世界の人々の共通の理解と協力を向上させるため、国際航空運輸の拡大とこの条約の内容の実施を遵守するよう求めるべきだとされています。
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