イラン・ヨーロッパ間の外貨取引ルートが開設
10月 27, 2018 14:51 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のヘンマティ総裁が、イランとヨーロッパの輸出業者向けに新たな金融ルートが開設されたことを明らかにするとともに、「この金融ルートの機能は、ある種のイランとヨーロッパの相互間金融協定だ」と語りました。
イスナー通信によりますと、ヘンマティ総裁はSNS上で、「こうした金融ルートの開設は、イランとヨーロッパの経済活動家や企業が、アメリカの一方的なイラン核合意離脱とは関係なく、相互の通商関係構築と維持への意向を有している、という共通の見解に基づいたものだ」と述べました。
また、「金融面での決済に関し、問題解消を目指すため、両者はヨーロッパの金融ルート設置を課題としている」としました。
さらに、「イラン・ヨーロッパ間の金融ルートにより、いずれの側の輸出業者も自国製品の輸出により外貨を得られるようになる。同時にイランとEU間に、ある意味相互間の金融協定が成立することになる」と語りました。
ヘンマティ総裁はまた、「先週、ベルギー・ブリュッセルで開催された会合において、イラン・EU間の通商に特化したヨーロッパの金融ルート開設の詳細が検討、意見交換された」と述べました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
タグ