イラン外相、「米は制裁行使では自らの目的を達成できない」
10月 30, 2018 16:08 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外相は、「来月4日にわが国に対するアメリカの制裁の第2弾が開始されても、新たに何かが起こる事はなく、アメリカは対イラン制裁の行使では自らの目的を達成できない」と語りました。
イラン、トルコ、アゼルバイジャン共和国の3カ国による外相会合に出席するため、トルコ・イスタンブールを訪問中のザリーフ外相は29日月曜、イスタンブール入りした際、イルナー通信のインタビューに対し、「対イラン制裁でのアメリカの政治、経済的な思惑は実現しないだろう」と述べています。
また、「アメリカの制裁の影響の回避を目的にイランとEUの間で打ち出された方策の実施により、アメリカが国際社会で今後ますます孤立することが見込まれる」としました。
さらに、サウジアラビアの反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害事件の国際的な側面についても、「トルコ政府は、聡明さや中立性、正確さによりこの問題を追及し、この残忍な事件のさまざまな側面の捜査を成功裏に進めた。イランは、今回の事件の捜査においてトルコ政府がこの犯罪の首謀者や責任者に関する決定的な成果を挙げるよう希望する」と語っています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj