テヘラン金曜礼拝の説教師、「地域でのアメリカの政策は失敗」
12月 29, 2018 15:35 Asia/Tokyo
28日に行われたテヘラン金曜礼拝で、アフマド・ハータミー師が説教を行い、「アメリカのシリア撤退、アメリカ国防長官の辞任、一部地域諸国の在シリア大使館の再開は、地域におけるアメリカの政策の失敗を意味する」と語りました。
アフマド・ハータミー師は、トランプ米大統領がイラクを電撃訪問したことに言及し、アメリカの無能ぶりと軽率さの極みと非難し、「地域の最新情勢は、抵抗こそが覇権主義者に打ち勝つ最良の道であることを示している」と強調しました。
また、イエメン情勢について、「イエメン国民は抑圧状態の極限に置かれている。世界の自由を求める人々は、イエメンへの侵略者に対し沈黙していてはならない」としました。
さらに、最近のフランス情勢について触れ、「西洋諸国の自由民主主義は没落の道を歩んでいる」と語りました。
アフマド・ハータミー師はまた、預言者イーサー(イエスキリスト)の生誕と西暦の新年の到来に祝賀の意を表明し、「世界のキリスト教徒は、傲慢な人物らに嫌悪感を示し、世界で平和と友好が確立する事を願っている」と述べました。
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