イラン外務省報道官が、プレスTV女性アナの逮捕に反応
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イラン外務省のガーセミー報道官
イラン外務省のガーセミー報道官が、「イラン国営衛星通信プレスTVのアメリカ人女性アナウンサーの逮捕は、有色人種に対する歴然としたアパルトヘイトの一例だ」と非難しました。
IRIB通信によりますと、ガーセミー報道官は、「イスラム教徒であるこのアメリカ市民に対する同国政府関係者の対応は明らかな人権侵害だ。これはアメリカ政府が事実上、批判者を攻撃する時の口実としている(人権擁護の)原則をまったく尊重していないことを示すものだ」と述べました。
また、「プレスTVの女性アナウンサー、マルズィーエ・ハーシェミー(アメリカ名メラーニー・フランクリン)氏のアメリカでの違法な逮捕と彼女に対する非人道的な対応を強く非難する」としました。
さらに、「アメリカ当局がイスラム教徒市民であるアナウンサーを、正当な理由なく逮捕し人道に反する侮辱的な対応をしたことは、アパルトヘイト政権が有色人種に対して行った行動の一例だ」と語りました。
ガーセミー報道官はまた、「イランはハーシェミー氏に対する基本的人権を尊重した対応を求める。同時に同氏の無条件での即時釈放を要求する」と述べました。

ハーシェミー氏は、家族との面会のためアメリカに渡航していたところをアメリカ当局に逮捕されました。その後、2日間にわたり外部との連絡をほぼ許可されないまま抑留施設に拘束されています。
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