イラン大統領、「防衛機材の製造に当たって他者の許可を得ることはない」
イランのローハーニー大統領が、「我が国は各種のミサイルや防衛機材の製造に当たって他者の許可を得ないし、今後もこの方針にのっとり、自らの道をしっかりと歩み続けるだろう」と語りました。
IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は11日月曜、テヘラン市内西部のアーザーディー広場で、集まった数十万人のイスラム革命勝利40周年記念式典に参加した大群衆を前に演説し、「イランの力が今日、1980年代のイラン・イラク戦争当時よりはるかに増大し、イラン各軍が各種の兵器を自給自足している」と述べました。
また、イランの各軍の国家防衛に向けた意気込みと勇壮な精神に触れ、「イランの意志と支援により、シリア、イラク、レバノンの人々は勝利の栄冠を獲得した。またパレスチナやイエメンでも、占領軍や侵略軍に対する抵抗が続いている」と強調しました。
さらに、「敵はもはや、地域における自らの干渉行為や20年間の敗北を次第に認めざるを得ず、地域の諸国民が繁栄・発展に向けた自由の道を歩めるよう、戦いの場から退却することを余儀なくされている」と語りました。
ローハーニー大統領はまた、「イスラム革命勝利記念行進に、イラン国民が大々的に参加していることは、敵の陰謀が水泡に帰し、敵が決して自らの目論見を達成できないこと、イランがこれまでの40年と同様、今後も自らの道を確実に歩んでいくであろうことを証明している」と述べました。
さらに、石油化学をはじめとする各分野でのイランの発展にも触れ、「今や全世界の人々が、イランの急速な発展の事実を認めている」と語りました。
そして、イランの重要な業績として、イスラムを標榜し、共和制を打ちたてたこと、選挙を開催し、責任者を選出していることを挙げました。
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