イランの春の新年・ノウルーズの調べ(6);イラン南部地域の音楽「春」
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今回は、イラン南部地域に伝わるノウルーズ関連の音楽「春」をお届けすることにいたしましょう。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
3月 26, 2021 13:40 Asia/Tokyo

今回は、イラン南部地域に伝わるノウルーズ関連の音楽「春」をお届けすることにいたしましょう。

イラン南部に伝わるこの曲を演奏しているのは、ラスターク楽団です。この地域の音楽は、地元の熱帯気候や自然にインスピレーションを受けたもので、エネルギッシュで躍動感と情熱にあふれています。

この種の音楽は、イラン南部のホルモズガーン、ブーシェフル、南西部フーゼスターンの各州に広まっています。

ブーシェフル州とフーゼスターン州では、音楽を奏でる際に主に、ネイアンバンと呼ばれるバグパイプが、ホルモズガーン州ではウードと呼ばれる撥弦楽器のほかにネイアンバンが使用されます。

イラン南部には、地元の原住民以外にも何世代も前にアフリカから移住したアフリカ系住民も暮らしています。

一部の研究者によれば、イラン南部沿岸地域の音楽、特に港町の歌唱はアフリカの民族音楽に深いルーツを持つと考えられています。

 

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