イランの春の新年・ノウルーズの調べ(9);南西部バフティヤーリー族の楽曲マンディール
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今回は、イラン南西部のバフティヤーリー族の間に広まっているノウルーズの楽曲マンディールをお聞きください。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 29, 2021 14:30 Asia/Tokyo

今回は、イラン南西部のバフティヤーリー族の間に広まっているノウルーズの楽曲マンディールをお聞きください。

この楽曲は、随分と前にバフティヤーリー族出身の有名な歌手、故マヌーチェフル・ゲゼルバーシュにより演奏され、同族の間に古くから伝わるメロディーの一つ「砂漠の花」を抜粋したものです。イランのラスターク楽団によって新たに、ゲゼルバーシュへの追憶をこめて演奏されました。

バフティヤーリー族は、イラン南部及び南西部に居住する部族の1つです。これらの地域は、悠久の歴史を誇り、これまで数千年にわたりイランの原住民が暮らしてきた地です。

この地域に伝わる音楽は、ロル族の音楽の一派とみなすことができ、オーボエに似た管楽器ソルナー、ケルナー、さらにはこれらの管楽器よりさらに小型の管楽器で演奏されます。

バフティヤーリー族内のいずれの支族にも、独自の郷土音楽の楽師が存在し、彼らはトシュマールと呼ばれています。

これらの部族は、さらに支族の小集団や個別の居住地を有しており、婚礼や追悼儀式、そのほかの儀式祭礼に参加して、自らの年間の費用を得ているほか、畑作や牧畜にも従事しています。

 

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