イラン大統領、ニュージーランドテロ攻撃を強く非難
3月 16, 2019 19:06 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領がメッセージを寄せ、ニュージーランドでの銃乱射テロ事件を強く非難しました。
ニュージーランド・クライストチャーチにある2ヵ所のモスクに対する銃乱射テロにより、礼拝者ら49人が死亡、50人が負傷しました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は15日金曜夜、「この残忍な犯罪は、西側諸国に広まるイスラム恐怖症、あらゆる宗教や民族に対する嫌悪感、テロに対し全面的に対抗する必要性を証明した」と語りました。
また、「西側の一部メディアが、専門性に欠け人道に反する形で今回のテロを報道したことは、人命に関する彼らのダブルスタンダードや人種差別を示すもう1つの証拠である」と指摘し、「このような残虐行為や明白な圧制は、人類の価値観を守る人間の良心から決して忘れ去られることはない」と強調しました。
さらに、「ニュージーランドで起きた犯罪は、テロが今なお世界の重要な問題であること、世界のどこであろうと各国が団結して暴力や過激派と戦う必要があることを示した」と述べました。
ローハーニー大統領はまた、「イラン政府はこれまで同様、テロや人種差別と断固として戦うことを決意している」と語りました。
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